世界最大のティラノサウルス「SUE(スー)」が日本初上陸。
「恐竜博2005−恐竜から鳥への進化」の公式カタログです。
大阪市立自然史博物館では、2005年10月8日〜11月27日に開催されました。

もくじ

■ 生物進化における恐竜(有羊膜類の系統図/恐竜の系統図)
■ 展示室に系統図を描く
■ 系統解析の方法、「分岐分析」という手法 −トーマス・ホルツ

■ プロローグ 恐竜学のあけぼの −人間と恐竜の初めての出会い
 □ 人間と恐竜の出会い −真鍋 真

01. 恐竜の起源 −1億6000万年の恐竜時代の幕開け
 □ 最古の恐竜 −ポール・セレノ

02. 獣脚類の大型化 −より大きくより速く[ 新獣脚類 ]
 □ 「赤い島」マダガスカルの獣脚類 −スコット・サンプソン
 ・ トピックス マジュンガトルスのCTスキャン
 □ マダガスカル、不思議で風変わりな動物の島 −デイビッド・クラウス
 ・ トピックス マダガスカルと国立科学博物館
 □ ルゴプスの発見、アフリカの最初の「しわくちゃな顔」の獣脚類 −ポール・セレノ
 ・ トピックス 獣脚類の食性はどこまでわかるのか?
 ・ トピックス 恐竜の体を物理的に解析する

03. 小型獣脚類の繁栄 −ウロコから羽毛へ[ コエルロサウルス類 ]
「スー」大解剖
 □ 人生最大の発見 −スーザン・ヘンドリクソン
 □ スーの科学 −ティラノサウルスの全身骨格からわかること −ピーター・マコビッキー
 □ カナダ・サスチカワン州の「スコッティ」の発掘 −ティム・トカリック、ハロルド・ブライアント
 □ 「トーマス」の発掘 −ティラノサウルスを追いかけて −ルイス・キアッペ
 ・ トピックス サンディサイト
 □ モンゴルでの発掘とタルボサウルスの研究 −リンチェン・バルスボルド
 ・ トピックス ティラノサウルス命名100周年

04. 「羽毛恐竜」の繁栄 −鳥のような動きへ[ マニラプトル形類 ]
 □ 化石の軟組織を復元する方法 −對比地 考亘

05. 運命の分かれ道 −さらに鳥に近く、樹上へ[ エウマニラプトル類 ]
 □ 羽毛の機能、起源、進化 −真鍋 真
 □ 遼寧省の発掘 −徐 星
 ・ トピックス 大量絶滅

06. 鳥類の起源 −そして空へ羽ばたく
 □ 鳥類の初期進化 −孤独なジュラ紀から白亜紀の繁栄まで −周 忠和
 ・ トピックス 骨の微細構造から成長や恒温性を推定する
 ・ トピックス 飛翔の起源
 ・ トピックス 鳥類の恐竜起源説への反論と課題

■ エピローグ 恐竜から鳥への進化 −ダーウィン、進化、そして鳥類
 □ 進化論の下に隠れたひらめき −チャールズ・ダーウィンのハトへの情熱
   −ジョアン・クーパー、ロバート・プライス=ジョーンズ
 □ ハトの仲間の多様性とイエバトの変異 −西海 功

■ あとがきにかえて −真鍋 真
■ 参考文献
■ 出展リスト
■ 主な展示標本産出地と借用先博物館


発行  2005年 朝日新聞社 152頁
監修  真鍋 真(国立科学博物館主任研究官)