聞き澄ます雪の降る音只真白
風花の舞きらめきて音もなし
良き初夢見よと瞼を撫でやりぬ
滝冷えの芯まで黒き揚羽かな
寡黙で内に情熱を秘めた、雪国育ちの著者の句集。