今回の帽子は、「おじいちゃんとお孫さんがお揃いでかぶれる寅さんがかぶっていたような帽子があれば…」というご意見から作りましたが、できてみると寅さんの帽子というより、女性にもかっこいい中折れハットになりました。
中折れハットって、微妙な差で全然違う印象になります。
ブリム(つば)の上げ下げだけでもずいぶん印象が変わります。
後ろを折り上げて前を下げてかぶるスナップブリムだと上品な感じに、ブリム全体を上げて元気モード、全部下げてラフに…と、いろいろ楽しめます。
また、かぶる角度で、おでこを出したあみだかぶりでキュートに、前を深くセンターをずらして粋に決めてもかっこいいですよね。
本来かぶり方としてはセンタークリース(中折れ)があるので、浮いた感じにかぶるものですが、やっぱり安心感がほしいので、ズボッとしっかりかぶっちゃってもいいかと思います。
ただし、クラウンの前面のカーブラインがポイント!です。
ここはきれいに仕上げておいてくださいね。
子供が被ることを前提に、雑な取り扱いでも形を保持できるように、今回はドミットタイプのキルト芯を使用しました。
ドミットタイプのものはネットが入っているので洗濯も大丈夫ですし、型崩れもそれほど心配しなくて済むと思います。
ただ、厚くなりすぎるとミシンをかけるのが大変になるので、薄手のタイプをご使用くださいね。
※キルト芯のご参考に、日本バイリーン社アウルスママのネット入りドミットタイプキルト芯「R-1」(95cm×20m、目付:80g/m2、1,000円/m)などが、使い勝手がいいと思います。
もちろん、夏仕様に キルト芯なし でもお作りいただけますよ。

熱がこもらないよう裏地も端折っちゃいます。(笑)