| 筆者は11年間、FC本部のスーパーバイザー(SV)として、 フランチャイズ店舗開発・加盟店舗とのコミュニケーションを図ってきた。 直接現場を見ててきた経験を生かして、現在は独立。 FC事業を中心としてコンサルティング事務所を持つ立場となった。 より客観的にFCのマネジメント方法を解説できるようになった。 FCの場合は、本部と加盟店との間に橋渡し機能としてSVが存在する。 実は、本部と加盟店との間にある様々な垣根を取り払うことが、 FC成功のカギなのである。 コミュニケーションロス(つまり垣根となってしまうもの)は、 本部とSVとの間(A)、SV同士(B)、SVと加盟店の間(C)の、 大きく3種類存在すると思って良い。 これらの垣根を取り払い、FC本部と加盟店が同じマインド、 方向性を「人間的に」共有することが必要だ。 システム、物流、マーケティングを共有するだけでは不十分なのである。 実際に今日の成功を勝ち得ているTSUTAYAは、 このうえなく熱心にこれらの垣根を取り払ってきた。 この小冊子では、TSUTAYAが行ってきた取り組みを筆者なりに分析し、 事例から学ぶマネジメント術として紹介している。 (A)本部とSVとの垣根を取り除く ・部下から嫌われていても、ハッと気づかせる方法 ・加盟店からのクレームを受けた場合、どう対処するべきか ・現場と本部との垣根を取り払う、とっておきの方法 ・指示型、情報提供型、2つのマネジメント方法 (B)SV同士の垣根を取り除く ・社内なのに疎遠だった、同僚が積極的に情報交換をはじめる ・部下の経験値を上げ、仲間の結束力を高め、インセンティブを与える3日間 (C)SVと加盟店舗の垣根を取り除く ・1枚の写真で、全店舗の意識を変える方法 ・店舗オーナーは一国の主・・・人間関係の作り方 このFC本部におけるマネジメント手法は、フランチャイズビジネスのみならず、 あらゆるビジネスシーンでも応用可能なものだ。 また、私自身の事例を交えているので、若いビジネスマンでも すんなりとマネジメントの全体像が理解できると思う。 |