名画探訪墨絵京都ふたり旅

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販売価格:3,024円(税込)

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商品説明

"◆時空を越えてタイムスリップのできる二人の男が、京の町を歩き、画房を訪ねる。出来上がって日も浅い「鳥獣人物戯画」や、浦上玉堂の「東雲篩雪図」、等伯の「松林図屏風」などがそこにある。会話は、和紙の肌や墨跡も鮮やかな作品を前にして、出来映えや画人の人となり、作品の周辺をいきいきと再現させる、その場のやり取り。
 二人は、等伯の画室に入り、大胆にも「松林図屏風」を八の字に置き、その中に座り込む。楮紙の風合いから優しさや緊張を感じながら、自分たちが松林の中にあたかも入りこみ、絵の一部となって、虚実の狭間に遊ぶ感覚にとらわれる。「松林図」は、このように鑑賞することで始めて完成するのではないか。
 上掲以外にも、狩野正信、宗達、池大雅、蕪村、若冲のよく知られる九傑作を取り上げ、素材、構想と描画の裏に潜む意図や巡り合わせ、制作上の葛藤にも迫る作品分析もある。京都に暮らし、作品に慣れ親しんでいる著者ならではの、時代情況の描写は、目に浮かぶようだ。古都の風情を感じながらの知的冒険が楽しい。

<墨絵 京都ふたり旅 名画探訪>
(2003/08)

【登場の画人と作品】
「鳥獣人物戯画」/狩野正信「芦雁図扇面」/長谷川等伯「松林図屏風」/宗達「蓮池水禽図」/池大雅「岳陽楼・酔翁亭図屏風」/与謝蕪村「風雨鳶図」「雪中鴉図」/伊藤若冲「果蔬涅槃図」/浦上玉堂「東雲篩雪図」


≪著者略歴≫
松尾 芳樹(まつお よしき):1959年4月長崎県生まれ。1984年京都市立芸術大学大学院・美術研究科卒業。現在、京都市立芸術大学芸術資料館・学芸員(本書刊行時のデータです)

《出版社》 日貿出版

商品詳細

著者/編者: 松尾芳樹
サイズ: A5
ページ数: 223頁

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